図書目録

書  名 中世の「ドイツ」
副  題 カール大帝からルターまで
シリーズ
著訳編者 トーマス、H / 著 (トーマス、H)
三佐川 亮宏 / 編訳 (ミサガワ アキヒロ)
山田 欣吾 / 編訳 (ヤマダ キンゴ)
著者紹介 東海大学文学部助教授/一橋大学名誉教授
本体価格 A5判 / 488 頁 8,500円
刊行年月 2005年11月
在庫有無 品  切
ISBN 978-4-423-46061-0     c3022
書名(カナ) (チュウセイノドイツ)

内  容 「ドイツ」という名前は、どこから来たのか。遡れば、言語を表す一つのラテン語形容詞にたどり着く、この「語の成立事情」をめぐる謎は、初めて本書によって解かれる。「9世紀の東フランク王国を構成する4部族は、言語=ドイツ語の統一性に基づき、民族の意識=ドイツの名を内発的に獲得した。」??この長く支配して来たドイツ史学界の「常識」は、本書によって崩れた。ドイツ人の名がアルプス以南に発する他称であって、それを彼らは、オットー大帝以降の長い接触過程の中で受容した、という事実が明らかになっていく。「ドイツ王国」ではなく、「ローマ帝国」に固執したドイツ人の政治意識、それに対応する彼らの歴史観、彼らのナショナルな意識の形成とアイデンティティ問題などが、概念史の手法で、鋭く史料に即して考究される。詳細な索引が便利である。
目  次 中世全期にわたる概観(中世におけるドイツ人のアイデンティティ問題) 第1編=「ドイツ」という語の起源と意味(theodiscusの起源/frenkisk) 第2編=ドイツ人:民族名の受容と歴史意識の形成(ドイツ人と彼らの民族名の受容/ユリウス・カエサルとドイツ人) 第3編=中世後期におけるドイツ・ネーション(言語とネーション/ドイツ・ネーションとマルティン・ルター)
書  評 【自著】 山田欣吾 / ローマ帝国を担うドイツ人 / 「創文」483号
【書評】 西川洋一(東京大学教授) / ドイツのナショナルなアイデンティティ意識の形成 / 「法制史研究」56号
【紹介】 千葉敏之(東京外国語大学准教授) / ドイツ成立の起点を足かな史料的根拠と柔軟な学才tけい知性をもって解明 / 「史学雑誌」第116編第7号

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